2012年2月22日水曜日

ダウナー本

会社の同僚で霊感のある方がいらっしゃいまして、「大田区にある鈴ヶ森(江戸時代の処刑場)はぜったいに行きたくない」とおっしゃっていました。個人的には霊感無い様なのですが、人間の本質である怖いもの見たさを刺激されてしまいました。

というわけで今回はhidkより怖いもの見たさをプレゼント。
読めば気分が滅入る!ダウナー本です。

・ 「犠牲(サクリファイス)」柳田邦男
現在読んでいる本。 25歳の息子が自殺未遂により脳死状態になってしまう・・・という状況がスタート。その後さまざまな葛藤があり植物状態、脳死状態を経て尊厳死を選ぶノンフィクション。ノンフィクションの辛さです。

・「春にして君を離れ」 アガサ クリスティ
アガサ クリスティがペンネームで執筆しても良く売れたという本。なんかこう、段々辛くなっていくのです。知らぬが仏、というのはけっこうな割合で真(しん)です。

・「ミザリー」スティーブン キング
キングの中でもダントツに痛い本。特に斧で指を・・・痛い!どころではありません。もちろん小説なのですが、貴志祐介の「黒い家」の描写が手ぬるく感じました。

・「アルジャーノンに花束を」 ダニエル キイス
これが人生における初めてのダウナー本だったかもしれません。せつない話です。
(雨にぬれたチャーリーが)「でも花は(この雨を)喜んでいるよ」は名言です。

・「犬たち」エルヴェ ギベール
図書館で犬にまつわる小説かなと思って借りたら、あなたとあなたと僕がが犬だったという話。19歳の僕は相当ショックを受けました。その後「僕の命を救ってくれなかった友へ」を読んで気分もどん底に。

・「さまよう刃」東野 圭吾
初めて読んだ東野 圭吾は「白夜行」、2冊目がこの「さまよう刃」。チョイスが悪かった・・・。


どうぞ、精神的に充実しているときに読んでみてください!
(3冊追記しました。2月29日)

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