2012年2月12日日曜日

再読という楽しみ方

30代になってから、昔読んだ本をもう一度読むということが楽しいことが分かった。10年以上前に読んだ本をもう一度読むと、だいぶ違って感じる。自分の中もすごした時間の分だけ変化しているから、読書後の感想も変わってくるわけです。

ここ数ヶ月の間に読んだのは「アルジャーノンに花束を(ダニエル キイス)」、「ザ スタンド(スティーブン キング)」、「スプートニクの恋人(村上春樹)」、「グスコーブドリの伝記(宮沢賢治)」です。アルジャーノンは19歳の時に読んで以来でしたが、イメージは同じでしたが人間描写の細かさ、さまざまな感情が入り混じっている様子は今回はっきりと感じました。

スプートニクはたぶん20代前半に読んでいらい。世の中も変わったし、恋愛に関する考え方も変わったので、記憶の中の村上春樹作品とイメージがうまく重なりませんでした。宮沢賢治は・・・たまに読み返すとホッとします。

疲れていて?!新しい内容の本を読むのが億劫に感じるけれど手持ち無沙汰で何か読みたいというとき再読もお薦めです。

hidk

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