年に1度は読み返すのがこのスティーブン キングの「ザ スタンド」。キングといえばモダンホラー作家といわれるけれども、ホラーという言葉ではまとめきれない物語をたくさん書いている。この本は、感染力が非常に強いフルー(流感)が流行って世界が善と悪に二分されてしまう・・・という舞台設定。
そこでとうぜん予想をこえる出来事が起き、人間はどうなってしまうのだろうか、人間の本質っていったいということまで考えざるを得ない。この深さがいいのです。大事な登場人物が無残にも死んでしまうのが、切なくていいのです。
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