以前書いていた僕の読書遍歴のについて。
第1期「 世界の文学の扉をたたく」は17歳位から22歳位まで。学年で言うと高校2年生~大学3年生という感じなのだが、良くある「世界の名作というものを読んでみよう」という好奇心からスタートしました。
読んだ本で覚えているのは、
カフカの「変身」、「城」、「審判」。ダンテは「神曲」、サン=テグ ジュペリ「星の王子様」、「人間の土地」、「夜間飛行」、「南方郵便機」。ゲーテ「若きウェルテルの悩み」、ヘミングウェイ「誰が為に鐘はなる」、「西部戦線異状なし」、 マキャベリ「君主論」、ミヒャエルエンデ「果てしない物語」、「モモ」、フィッツジェラルド「グレートギャッツビー」、H.D.ソロー「メインの森」、レイチェル カーソン「沈黙の春」、「われらをめぐる海」、「センス オブ ワンダー」・・・
「いわゆる王道の名作文学作品を中心に」をテーマに読んでいたので色々な分野に渡っています。こうして振り返ってみても名作と言われるだけあって、苦労して難解な文章を読んだあとには得も言われない新しい世界を感じることができました。特にカフカ。読むのがここまで苦痛だった本はありません。「城」という本は作中に拷問のシーンがあるのですが、自分もそれを受けている気分になります。
サン=テグ ジュペリは好きな作家の一人だし、ダンテの神曲を読むと「なるほど、欧米人の考え方ってこういう感じか」というのが少し分かりました。ソローやカーソンは後に続くネイチャー関連に読書の興味が移っていくあらわれです。
今となってはあの時読んでおいてよかったな~と強く思う本になりました。しかしマキャベリの君主論はほとんどギャグ!です。
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