2012年4月15日日曜日

第2期「自然への回帰」:

第2期「自然への回帰」:ノンフィクション、ネイチャー系作品を中心に・・・ 読書遍歴、第2期。生まれも育ちも田舎だったので、自然というものがありふれた生活を18年ほど送っていた。

小学校は毎日30分ほどかけて歩いて登校し、1時間ほどかけて歩いて帰ってくるような生活をしていた。帰り道が長くかかるのは、途中で文字通り道草を食って遊んでいるからでザリガニ、イモリ、カブトムシ、ゲンゴロウなどなど捕まえたりしていた。そんな少年時代をすごしていたので、ネイチャー系の本というのはごく身近に感じるジャンルでした。小学生の時に椋鳩十の本を読み漁り、昆虫にはあまり興味がなかったのでファーブルではなく、シートン動物記を読んでいた。

その後、ちょっと大人になると、大人のネイチャー系を読み始め、第1期に遅れること数年でノンフィクション、ネイチャー系をよく読んだ。

レイチェル カーソン「沈黙の春」、「われらをめぐる海」、「センス オブ ワンダー」
ヘンリー デヴィッド ソロー「森の生活」、「孤独の愉しみ方」
ジョン ミューア「初めてのシェラの夏」
星野道夫「森と氷河と鯨(ワタリガラスの伝説を求めて)」
アラン ムーアヘッド「恐るべき空白」
宮崎学「死」

色々読みましたが、レイチェルカーソンの「センス オブ ワンダー」、星野道夫の「森と氷河と鯨」、宮崎学「死」は傑作です。宮崎学の「死」は文字通り自然界における死を撮影しており、動物が森で死んで、白骨化して、食べられたりして土に返っていく様子を撮った写真集です。
これは非常にインパクトがあって、自分もふと山の中で死んだらこういうプロセスを通るのか・・・やっぱ自分も自然の一部なんだなと思ったものです。是非皆さんも読んでみてください。

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