以前書いていた僕の読書遍歴のについて。
第1期「 世界の文学の扉をたたく」は17歳位から22歳位まで。学年で言うと高校2年生~大学3年生という感じなのだが、良くある「世界の名作というものを読んでみよう」という好奇心からスタートしました。
読んだ本で覚えているのは、
カフカの「変身」、「城」、「審判」。ダンテは「神曲」、サン=テグ ジュペリ「星の王子様」、「人間の土地」、「夜間飛行」、「南方郵便機」。ゲーテ「若きウェルテルの悩み」、ヘミングウェイ「誰が為に鐘はなる」、「西部戦線異状なし」、 マキャベリ「君主論」、ミヒャエルエンデ「果てしない物語」、「モモ」、フィッツジェラルド「グレートギャッツビー」、H.D.ソロー「メインの森」、レイチェル カーソン「沈黙の春」、「われらをめぐる海」、「センス オブ ワンダー」・・・
「いわゆる王道の名作文学作品を中心に」をテーマに読んでいたので色々な分野に渡っています。こうして振り返ってみても名作と言われるだけあって、苦労して難解な文章を読んだあとには得も言われない新しい世界を感じることができました。特にカフカ。読むのがここまで苦痛だった本はありません。「城」という本は作中に拷問のシーンがあるのですが、自分もそれを受けている気分になります。
サン=テグ ジュペリは好きな作家の一人だし、ダンテの神曲を読むと「なるほど、欧米人の考え方ってこういう感じか」というのが少し分かりました。ソローやカーソンは後に続くネイチャー関連に読書の興味が移っていくあらわれです。
今となってはあの時読んでおいてよかったな~と強く思う本になりました。しかしマキャベリの君主論はほとんどギャグ!です。
2012年3月31日土曜日
2012年3月22日木曜日
マスターキートン連載中
なんと、あの伝説のマンガ、マスターキートンの連載が始まった。高校時代にジョジョとともに読みまくったマンガなのですがこのタイミングで連載スタートか。コアなファンがついていて愛蔵版の本も人気でしたからね。
キートンはなんと老眼鏡を掛けていた・・・。舞台は現代のようです。
浦沢直樹超多忙なはずなのにやるね~。
ビックコミックオリジナルで連載されております。
キートンはなんと老眼鏡を掛けていた・・・。舞台は現代のようです。
浦沢直樹超多忙なはずなのにやるね~。
ビックコミックオリジナルで連載されております。
2012年3月11日日曜日
写真集2冊(お薦めとそうじゃないの)
本日、図書館でそうだそうだ写真集を借りようと思って書架を移動しました。分類番号では748です。
石川直樹「POLAR」
星野道夫「星野道夫の仕事 1 カリブーの旅」
以前より、石川直樹 が気になっていた。同じ年だし、現在の日本では非常に数少ない冒険家であるから。たまにナショナルジオグラフィックの広告に名前が載っていてその存在を知った。実力はありそうな冒険家であります。以前読んだ彼の著書「全ての装備を知恵に置き換えること」の内容が個人的に印象が薄く、大したことがないんじゃないのか疑惑がありました。と言うわけで借りたのが「POLAR」です。館内でぺらぺらページをめくっていて嫌な予感。嫌な予感がしたので、近くにあった星野道夫の写真集もついでに借りてきました。
星野道夫は何冊か著作、写真集を読んで、展示会にも行ったのだがやはり良かった。石川直樹と写真も文章も実力の差が歴然としております。この2冊を妻に渡したところ・・・「ぜんぜん違うね」と一蹴。 POLARとカリブーの旅は同じ北極圏を舞台とした写真集で切り取られた風景も似ている点(当然石川が星野を意識している)があります。似たような写真を前にして、受け取れる感じ方の違い。カメラという同じツールを使いながらもこの結果の差。しみじみと実力の差というものを感じました。
星野道夫は類い稀な才能の持ち主であったことは間違いないで、比べられるのもかわいそうだが石川が僕を満足させてくれる才能を持ち合わせているかどうかにも疑問符がつきました。POLARは日本写真協会新人賞を撮った作品。この賞はたいしたことがないのではないか疑惑もついでに発生!
後数冊読んで残念本(ざんねんぼん、読む時間が無駄になる本)リスト入りかどうかを決めよう。
石川直樹「POLAR」
星野道夫「星野道夫の仕事 1 カリブーの旅」
以前より、石川直樹 が気になっていた。同じ年だし、現在の日本では非常に数少ない冒険家であるから。たまにナショナルジオグラフィックの広告に名前が載っていてその存在を知った。実力はありそうな冒険家であります。以前読んだ彼の著書「全ての装備を知恵に置き換えること」の内容が個人的に印象が薄く、大したことがないんじゃないのか疑惑がありました。と言うわけで借りたのが「POLAR」です。館内でぺらぺらページをめくっていて嫌な予感。嫌な予感がしたので、近くにあった星野道夫の写真集もついでに借りてきました。
星野道夫は何冊か著作、写真集を読んで、展示会にも行ったのだがやはり良かった。石川直樹と写真も文章も実力の差が歴然としております。この2冊を妻に渡したところ・・・「ぜんぜん違うね」と一蹴。 POLARとカリブーの旅は同じ北極圏を舞台とした写真集で切り取られた風景も似ている点(当然石川が星野を意識している)があります。似たような写真を前にして、受け取れる感じ方の違い。カメラという同じツールを使いながらもこの結果の差。しみじみと実力の差というものを感じました。
星野道夫は類い稀な才能の持ち主であったことは間違いないで、比べられるのもかわいそうだが石川が僕を満足させてくれる才能を持ち合わせているかどうかにも疑問符がつきました。POLARは日本写真協会新人賞を撮った作品。この賞はたいしたことがないのではないか疑惑もついでに発生!
後数冊読んで残念本(ざんねんぼん、読む時間が無駄になる本)リスト入りかどうかを決めよう。
2012年3月7日水曜日
ちょいと備忘
備忘、という言葉は実に渋いですね。忘れることに備える!渋い!
というわけで読書関連の備忘録。
・カズオ イシグロ
村上春樹とともにノーベル文学賞に近いと言われる人。一度くらい読んでみなくては。
・大江健三郎
久々に読んでみよう。たぶん1冊で1ヶ月くらい要するだろうが。
・ 写真集
なんか一冊図書館で借りて読んで(観て)みようかな。
・マスターキートン
久々にマンガ熱が出てきた。読み返すマンガといえばジョジョとこれ。
・「ジェノサイド」高野和明
とりあえず、2012年の本屋大賞ノミネート作品から。
どこから手を出そうかな・・・
というわけで読書関連の備忘録。
・カズオ イシグロ
村上春樹とともにノーベル文学賞に近いと言われる人。一度くらい読んでみなくては。
・大江健三郎
久々に読んでみよう。たぶん1冊で1ヶ月くらい要するだろうが。
・ 写真集
なんか一冊図書館で借りて読んで(観て)みようかな。
・マスターキートン
久々にマンガ熱が出てきた。読み返すマンガといえばジョジョとこれ。
・「ジェノサイド」高野和明
とりあえず、2012年の本屋大賞ノミネート作品から。
どこから手を出そうかな・・・
2012年3月6日火曜日
どこで本を読むか
本日は本にまつわる話題。
本を読むときには集中して読むとき、時間つぶしに読むとき、気晴らしに読むときなど色々あるのだけれど、本を読むときの姿勢にも色々あると思う。
直立不動で本を読むのが好きという人は少ないと思うけど、私の場合はベンチに座って読むのがダントツで好きです。ソファーでも良いのですがつまりは背もたれが大きくて、深く腰をかけられるイスが好きです。そのなかでも公園に設置されている三人がけのベンチは空や緑が見れるし、好きな場所を選べるし最高ですね。
屋外で敷物を広げて本を読んだ経験もありますが、芝生がチクチクしたり、蟻が足を噛んだりと快適とは程遠いものでした。しかし、のびのびとした気分を味わうことができたのは非常に良かったです。
寒い時期は布団やコタツで読むのも良いのですが、寝転がった状態では腕や背中などからだのどこかが痛くなりますね。
意外とトイレは読書向きのイス(便座)があり、狭い空間が集中しやすい。さすがに雑誌とか新聞とかしか読む気にはなれませんが・・・
もう少し暖かくなったら屋外読書ですね!
本を読むときには集中して読むとき、時間つぶしに読むとき、気晴らしに読むときなど色々あるのだけれど、本を読むときの姿勢にも色々あると思う。
直立不動で本を読むのが好きという人は少ないと思うけど、私の場合はベンチに座って読むのがダントツで好きです。ソファーでも良いのですがつまりは背もたれが大きくて、深く腰をかけられるイスが好きです。そのなかでも公園に設置されている三人がけのベンチは空や緑が見れるし、好きな場所を選べるし最高ですね。
屋外で敷物を広げて本を読んだ経験もありますが、芝生がチクチクしたり、蟻が足を噛んだりと快適とは程遠いものでした。しかし、のびのびとした気分を味わうことができたのは非常に良かったです。
寒い時期は布団やコタツで読むのも良いのですが、寝転がった状態では腕や背中などからだのどこかが痛くなりますね。
意外とトイレは読書向きのイス(便座)があり、狭い空間が集中しやすい。さすがに雑誌とか新聞とかしか読む気にはなれませんが・・・
もう少し暖かくなったら屋外読書ですね!
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